鯖江市(さばえし)は福井県嶺北地方の中央部に位置する市である。多くの世帯が特産である眼鏡関連の産業に関わっているめがねのまちとして知られている。漆器も伝統工芸にとどまらず業務用の全国約90%に及ぶ生産高となっている。晩春には市中央に広がる西山公園に植えられた約34,000株のツツジが花を咲かせ、多くの人で賑わう。
鯖江市の正式な「鯖」の文字は旁の下部が「月」ではなく「円」を用いる。
福井平野と武生盆地の間に位置する鯖江盆地が大勢を占め、その中央部南北に細長く伸びる市街地は北端が福井市との境を越えている。その中にある長泉寺山(113m)も比較的なだらかな海抜50m以下の多くの部分が古くから市街化されている。東端にある河和田地区は山合いとなっている。
特産品の眼鏡枠、漆器を含む製造業、染色団地があり繊維産業も盛ん。2000年の国勢調査までは第二次産業人口が過半数となる工業主体の都市であったが、21世紀に入り第三次産業への転換が急速に進んでいる。
メガネフレームの国内シェアは96%で世界シェアでも約20%を鯖江市が占めている。そのため就業者の6人に1人はメガネ産業に従事している。