ポケットフォルダー印刷の仕組みと注文前の基礎知識
POCKET FOLDER PRINTING BASICS
ポケットフォルダー印刷とは、印刷した厚紙を折り加工し、資料を収納できる形に仕上げる印刷物です
ポケットフォルダー印刷は、会社案内、提案書、見積書、商品資料などをまとめて渡せる紙製ファイルを、オリジナルデザインで作る方法です。冊子のように中身を綴じるのではなく、完成したフォルダーへ別刷りの資料を差し込むため、配布相手や時期に合わせて内容を組み替えられます。
一般的な製造では、展開した状態の厚紙へ印刷し、形に合わせた型抜きや折り筋を入れ、折り・組み立てを経て完成します。ただし、実際の印刷方式、用紙、加工、組み立て方法、納品状態は商品によって異なります。注文前は、見た目だけでなく、部数、収納量、ポケット数、用紙、データ作成方法まで順番に確認することが重要です。
このページで分かること
どのように作られるか
印刷から型抜き、折り、組み立てまでの一般的な流れを確認できます。
何が便利なのか
冊子や封筒とは異なる、差し替え・整理・配布のしやすさを整理します。
何を基準に選ぶか
部数、資料量、ポケット数、用紙、印刷方式などの判断順を示します。
注文前に何を確認するか
テンプレート、折り位置、入稿データ、納品状態などの注意点を確認できます。
ポケットフォルダー印刷の仕組みと注文前の基礎知識の基本
ポケットフォルダーは、二つ折りの表紙と、内側で資料を支えるポケットを一体化した紙製ファイルです。一般的なクリアファイルとは異なり、表紙全面へ企業名、サービス内容、写真、図版などを印刷でき、資料を整理する機能と企業の印象を伝える役割を一つにまとめられます。
製造工程は商品や設備によって異なりますが、注文前の理解に必要な一般的な流れは次のとおりです。各工程を知っておくと、なぜ専用テンプレートが必要なのか、折り線付近のデザインに注意が必要なのかを理解しやすくなります。
用途と仕様を決める
収納する資料、必要部数、片ポケット・両ポケット、名刺差し込みの有無などを整理します。
テンプレートでデータを作る
展開図、仕上がり線、折り位置、ポケットで隠れる範囲を確認しながらデザインします。
展開した用紙へ印刷する
商品に設定された印刷方式と用紙で、折る前の平らな状態へデザインを印刷します。
型抜き・筋入れを行う
外形やポケット形状に合わせて抜き加工を行い、折りやすい位置へ筋を入れます。
折り・組み立てを行う
折り線に沿って形を整え、商品仕様に応じてポケット部分を組み立てます。
検品して納品する
印刷、折り、ポケットの状態などを確認し、商品ごとに定められた状態で納品します。
主な特徴とメリット
複数の資料を一つに整理できる
会社案内、料金表、申込書、商品資料など、役割の異なる印刷物をまとめて渡せます。受け取る側も資料を一式として保管しやすくなります。
中身を差し替えて使える
表紙と資料が別になっているため、更新頻度の高い価格表や案内書だけを差し替えられます。配布先によって資料の組み合わせを変えることも可能です。
表紙全体で印象を統一できる
企業カラー、写真、図版などを表紙へ印刷し、ばらばらの資料を共通のデザインで包めます。営業資料や説明会資料の第一印象を整えたい場合に役立ちます。
名刺と資料を一緒に渡しやすい
名刺差し込み付きの商品では、担当者の名刺と説明資料を一つにまとめられます。名刺が資料の間に埋もれにくく、商談後の整理にも便利です。
封筒は内容物を隠して送付・保管する用途に向き、ポケットフォルダーは開いた状態で資料を見せながら説明し、そのまま持ち帰ってもらう用途に向きます。両者の使い分けは、ポケットフォルダーと封筒の使い分けで詳しく確認できます。
選び方・使い方
最初から商品名だけで選ぶよりも、「何を入れるか」「何部作るか」「どのように渡すか」の順番で条件を整理すると、必要な仕様が見えやすくなります。
| 確認項目 | 判断する内容 | 次に確認するページ |
|---|---|---|
| 収納する資料 | A4資料かA3資料か、資料の枚数や厚み、名刺を一緒に入れるかを確認します。 | 種類と失敗しない選び方 |
| ポケットの数 | 資料を一か所へまとめるか、左右で分類するかを考えます。 | 片ポケットと両ポケットの違い |
| 必要部数 | 少部数向け商品を含め、商品ごとの対応部数と印刷方式を比較します。 | 商品一覧と対応仕様 |
| 用紙・表面 | 丈夫さ、発色、落ち着き、表面保護など、完成後に重視する印象を整理します。 | 用紙の選び方 |
| 予算と納期 | 仕様、部数、印刷面、加工などを決めたうえで、商品ページまたは見積もりで確認します。 | 価格が決まる要素 |
| データ作成 | 専用テンプレート、折り線、塗り足し、画像、文字などの入稿条件を確認します。 | 印刷データ入稿ガイド |
注文までの進め方
- 用途を決める営業、展示会、学校案内など、配布する場面と相手を整理します。
- 入れる資料を確認するサイズ、枚数、分類方法、名刺差し込みの必要性を確認します。
- 商品と用紙を絞るポケット数、印刷方式、用紙、加工、納品状態を商品ページで比較します。
- サンプル・見積もりで確認する紙の厚みや折りの仕上がりは無料サンプル、金額は見積もりで確認します。
- テンプレートに合わせて入稿する商品固有の展開図を使い、入稿前チェックを行ってからデータを送ります。
具体的な活用例
営業・商談
会社案内と提案資料をまとめる
会社案内、サービス資料、見積書、担当者の名刺などを一式にし、説明する順番に合わせて収納できます。
展示会・セミナー
来場者へ複数資料を配布する
カタログ、料金表、申込案内などをまとめ、会場で受け取った資料が散らばりにくい形で渡せます。
採用・学校案内
相手に合わせて中身を組み替える
共通の表紙を使いながら、募集区分、学科、職種などに応じて中の資料を差し替えられます。
相談・契約説明
説明書類と持ち帰り資料を整理する
サービス説明、確認書、申込資料などを分類し、受け取った後も一式として保管しやすくします。
ポケットフォルダー自体の特徴や、冊子・クリアファイルとの違いから確認したい場合は、ポケットフォルダーとは?紙製ファイルの特徴と用途をご覧ください。
注意点と確認事項
ポケットフォルダーは、平らな紙を折って立体的な形へ仕上げる印刷物です。完成サイズだけを見てデザインすると、折り線やポケットによって重要な情報が隠れる場合があります。商品専用テンプレートを使い、展開状態と完成状態の両方を想像して作成してください。
折り線・型抜き位置
文字やロゴを折り線、断裁位置、ポケットの端へ近づけすぎないようにします。安全な配置範囲は使用するテンプレートで確認します。
ポケットで隠れる範囲
展開図では見えていても、組み立て後にポケットで隠れる面があります。表裏の向きと完成後の見え方を確認してください。
商品ごとの対応条件
用紙、加工、印刷方式、部数、納品状態は商品ごとに異なります。一般論だけで決めず、注文商品の最新仕様を確認します。
入稿前のデータ確認
文字、画像、カラーモード、塗り足し、出力見本などを確認します。共通事項は印刷データ入稿ガイドで確認できます。
注文前チェックリスト
- 収納する資料のサイズと枚数が決まっている
- 片ポケット・両ポケットなど必要な構造を選んでいる
- 商品ページで用紙、加工、対応部数、納品状態を確認している
- 商品専用テンプレートを使用している
- 折り線、ポケットで隠れる範囲、表裏の向きを確認している
- 価格と納期は最新の商品ページまたは見積もりで確認している
関連商品・ガイド
商品総合ページ
ポケットフォルダー印刷
片ポケット、両ポケット、小ロット向け、糊なし、A3対応などを比較できます。ポケットフォルダーの商品一覧を見る基本商品
片ポケットフォルダー
片側にポケットがあるスタンダードな商品と、最新の仕様を確認できます。片ポケットフォルダーの仕様を見る共通ガイド
印刷用紙の種類と厚さ
コート紙、マット紙、上質紙と、kg(連量)の意味を確認できます。用紙の種類と厚さを確認する共通ガイド
印刷データ入稿ガイド
塗り足し、文字、画像、カラーモード、出力見本などを確認できます。入稿前の確認事項を見るよくある質問
ポケットフォルダー印刷はどのような場合に向いていますか?
会社案内、営業資料、提案書、セミナー資料など、複数の書類を一つにまとめて渡し、表紙にもオリジナルデザインを入れたい場合に向いています。中の資料を差し替えられるため、更新する資料を組み合わせて配布するときにも便利です。
商品や仕様はどこで確認できますか?
ポケットフォルダー印刷の商品総合ページで、片ポケット、両ポケット、小ロット向け、糊なしタイプ、A3対応などの商品を比較できます。用紙、加工、部数、納品状態などの最新条件は、各商品ページで確認してください。
少部数でも相談できますか?
はい。クレアールにはオンデマンド印刷のポケットフォルダーLiteとポケットフォルダーSmartがあります。対応部数や価格は各商品ページで確認し、仕様が決まっていない場合は見積もり窓口から相談できます。
デザイン制作や見積もりを依頼できますか?
はい。注文内容が決まっている場合は印刷物のお見積もりから相談できます。紙の厚みや折り、ポケット部分の仕上がりを先に確認したい場合は、無料サンプル・資料請求も利用できます。
CHECK BEFORE ORDER
商品選びに迷ったら、実物確認と見積もりから進められます
紙の厚み、印刷の色合い、折りやポケット部分の仕上がりは無料サンプルで確認できます。収納する資料、希望部数、片ポケット・両ポケットなどの条件が決まっている場合は、お見積もり窓口からご相談ください。

