コート紙のポケットフォルダー
COATED PAPER GUIDE
写真やカラーをはっきり見せたいときは、発色と表面加工をセットで考えます
コート紙は、紙の表面を平滑にする塗工が施され、写真、イラスト、ブランドカラーを鮮やかに表現しやすい用紙です。会社案内、商品カタログ、営業資料、展示会資料など、第一印象を重視するポケットフォルダーの有力な選択肢になります。
ただし、「コート紙を選べば必ず強い光沢になる」という意味ではありません。紙そのものの光沢と、外面へフィルムを貼るツヤPP・マットPPは別の仕様です。用紙の連量、印刷面、加工、使用環境まで確認して選ぶことが大切です。
発色と写真表現
コート紙がカラー印刷に使われる理由を整理します。
見た目と手触り
光の反射、平滑さ、書き込みとの相性を確認します。
用紙とPP加工の違い
紙の種類と表面フィルムを混同せずに選びます。
対応商品の確認
コート180kg・220kgを使う商品へ案内します。
コート紙のポケットフォルダーの特徴
コート紙は、原紙の表面へ顔料などを含む塗工層を設け、平滑性と印刷適性を高めた用紙です。インキが紙へ深く沈み込みにくいため、一般に色がくすみにくく、細部のある写真や図版も見せやすくなります。
写真と図版を生かしやすい
商品写真、建物写真、人物写真、グラフなど、色の差や細かな形を見せたいデザインに向きます。
ブランドカラーを整えやすい
ロゴやコーポレートカラーを大きく配置するフォルダーで、明瞭な色面を作りやすい用紙です。
表面が比較的なめらか
塗工されていない上質紙と比べると表面が平滑で、触ったときにも印刷物らしい整った印象があります。
幅広いビジネス用途に合わせやすい
会社案内、提案書、商品資料、採用資料、展示会配布物など、写真と文字を組み合わせる用途に使いやすい用紙です。
商品によってコート紙の連量が異なります
クレアールの商品一覧では、Lite・Smartにコート180kg、片ポケット・両ポケット・ワイド・ECOにコート220kgが掲載されています。連量は厚さを判断する目安であり、商品ごとの仕様を優先してください。
見た目・手触り・使い勝手
コート紙の見た目は、印刷面積、色、光の当たり方、PP加工の有無によって変わります。写真を多く使うデザインでは発色の良さが生きますが、濃いベタ面では指紋や擦れが目立ちやすい場合もあります。
鮮やかなカラー
写真、色面、図版をはっきり見せやすく、視覚的な訴求を重視する配布資料に適しています。
ほどよい光の反射
無加工でも紙の表面に光沢感があります。照明下での見え方が気になる場合はサンプルで確認します。
筆記には事前確認
塗工面は上質紙より筆記具を選びやすいため、書き込みやスタンプが必要な用途は実物確認が安心です。
見た目を決める主な要素
- 写真や色面の割合
- 白地を残す量
- コート180kg・220kgなどの連量
- PP加工なし・ツヤPP・マットPP
- 屋内照明や展示会場での反射
- 配布後に書き込みを行うか
用紙名の後ろに付くkgの意味は、印刷用紙の種類と厚さで確認できます。
他の用紙・加工との違い
用紙と加工は別の選択項目です。「コート紙」「マットコート紙」は紙の種類、「ツヤPP」「マットPP」は印刷後に外面へフィルムを貼る表面加工です。厚紙は紙の厚さを表す考え方で、コート紙にも連量の違いがあります。
| 選択肢 | 見た目・質感の傾向 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| コート紙 | 色が明るく見えやすく、表面は比較的なめらか | 写真、商品画像、ブランドカラーを生かしたい場合の基本候補 |
| マットコート紙 | 光沢を抑え、落ち着いた印象を作りやすい | 文字の読みやすさ、反射の少なさ、上品な雰囲気を重視するときに比較 |
| 厚紙 | 手に持ったときのしっかり感が増す | 用紙の種類ではなく厚さの考え方。収納量や折り加工も含めて確認 |
| ツヤPP加工 | 外面の光沢が増し、色を強く見せやすい | 紙そのものではなくフィルム加工。価格・納期・対応商品を確認 |
| マットPP加工 | 反射を抑え、しっとりした外観に整えやすい | 濃色や高級感を重視する場合の候補。実物の色味はサンプルで確認 |
コート紙=PP加工済みではありません
PP加工なしの片ポケットフォルダーも、用紙はコート220kgです。ツヤや耐久性をどこまで求めるかは、用紙とは別に加工欄で選びます。
用途に合わせた選び方
コート紙が向いているかどうかは、写真の有無だけでなく、配布部数、使用期間、手触り、持ち運び、予算、表面加工まで含めて判断します。
会社案内・営業資料
社屋、設備、社員、事業内容を写真で紹介するときに、色と情報をバランス良く見せやすい選択です。
商品カタログ・提案資料
商品写真やサービス画面を大きく使い、提案先へ視覚的に内容を伝えたい場合に向きます。
展示会・イベント配布
会場照明での見え方、持ち歩き、擦れを考え、必要に応じてPP加工も比較します。
書き込みを伴う資料
フォルダーへ直接メモや押印をする場合は、筆記具との相性をサンプルで確認するか、別用紙も検討します。
- STEP 1
見せたい内容を整理する
写真中心、文字中心、ブランドカラー中心のどれかを確認します。
- STEP 2
必要な厚さと商品構造を選ぶ
ポケットフォルダーの種類と失敗しない選び方で、部数・ポケット数・収納量を比較します。
- STEP 3
表面加工の必要性を決める
無加工、ツヤPP、マットPPの見た目と使用環境を比較します。
- STEP 4
サンプルと最新仕様で確認する
色・光沢・厚さを現物で確認し、商品ページの最新料金表と納期を確認します。
印刷・デザイン時の注意
画面の色と印刷色を同一と考えない
モニターのRGB表示と印刷のCMYKでは色の仕組みが異なります。鮮やかな蛍光色や発光するような色はそのまま再現できません。
濃いベタ面は擦れと折り線を確認する
濃色を広く使うと、擦れ、指紋、折り部分の白化が目立つことがあります。重要な色面は折り線からの距離も確認します。
小さな文字と細い線を無理に使わない
発色が良い用紙でも、極端に小さい文字や細い線の再現性は別問題です。入稿ガイドに沿ってデータを確認します。
写真の解像度と明るさを確認する
暗い写真は印刷後も暗く見えやすいため、実寸配置、解像度、シャドウ部分を確認します。
入稿前の確認項目
- 専用テンプレートを使用している
- CMYKで色味を確認している
- 写真を実寸で配置している
- 折り線とポケット付近を確認している
- 塗り足しと文字の安全範囲がある
- PP加工の有無を商品ページで選んでいる
データ全体の確認方法は印刷データ入稿ガイド、一般的な加工の案内は印刷の加工オプションをご覧ください。
関連商品と見積もり
| 商品 | 掲載用紙 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| 片ポケットフォルダー | コート220kg(四六判) | A4資料を入れる標準的な片ポケット。PP加工の選択肢も商品ページで確認 |
| Lite・Smart | コート180kg | 少部数を検討しやすいオンデマンド印刷商品。印刷面と部数を比較 |
| 両ポケット・ワイド・ECO | コート220kg | 収納方法、名刺の向き、納品状態など商品固有の仕様を確認 |
ポケットフォルダー印刷
商品ごとの用紙、ポケット数、名刺差し込み、納期を比較します。
商品を比較する → 標準タイプ片ポケットフォルダー
コート220kgとPP加工の選択肢、部数別の最新料金表を確認できます。
仕様と料金表を見る → 用紙基礎印刷用紙の種類と厚さ
コート紙、マット紙、上質紙と連量の意味を確認できます。
用紙の違いを見る → 現物確認無料サンプル・資料請求
光沢、手触り、厚さなど、画面だけでは分かりにくい差を確認します。
サンプルを請求する →ESTIMATE & SUPPORT
用紙・部数・加工が未定でも、分かる条件から整理できます
用途、必要部数、入れる資料、写真の有無、希望する質感、納品希望日をお知らせください。
よくある質問
コート紙のポケットフォルダーはどのような場合に向いていますか?
商品写真、施設写真、図版、ブランドカラーなどを鮮やかに見せたい会社案内、営業資料、展示会資料に向いています。反射の少なさや落ち着いた質感を重視する場合は、マットコート紙のポケットフォルダーも比較してください。
商品ごとの用紙や加工はどこで確認できますか?
ポケットフォルダー印刷の商品一覧と各商品ページで、用紙の種類と連量、印刷面、PP加工の選択肢をご確認ください。商品によって選べる仕様は異なります。
少部数でもコート紙のポケットフォルダーを相談できますか?
はい。LiteとSmartはコート180kgを使うオンデマンド印刷商品です。最新の対応部数、印刷面、料金は各商品ページでご確認ください。
デザイン制作や見積もりを依頼できますか?
はい。写真やロゴの配置、用紙、PP加工、部数が未確定でも、分かる範囲から印刷物のお見積もりで相談できます。質感が重要な場合は無料サンプルも合わせてご利用ください。
写真・色・光沢を実物で確認してから仕様を決めましょう
コート紙の連量、PP加工、必要部数、使用環境が分かる範囲でお知らせください。商品が決まっていない段階でも相談できます。

