スイングPOPの落下を防ぐ確認方法

棚に取り付けたスイングPOPの粘着タブとアームを確認するイメージ

INSTALLATION CHECK

落下を防ぐ基本は、貼る前の清掃と、貼った後の接触・傾きの確認です

スイングPOPが外れたり傾いたりするときは、両面テープだけを交換する前に、接着面、荷重、温度環境、汚れや水分、人や商品との接触を順番に点検します。クレアールのスイングPOPは、印刷、両面ツヤPP加工、型抜き、両面テープ貼りを行った状態で納品されます。設置する側では、棚や什器の貼り付け面を清潔で乾いた状態にし、タブ全体を均一に密着させることが重要です。

また、落下の原因が印刷データにある場合と、設置環境にある場合は分けて考えます。サイズや形状、アームの向きが注文内容と合っていない場合はデータや注文内容を確認しますが、接着面の汚れ、結露、周囲との接触、アームの曲がりは設置現場での点検が必要です。

FIVE CHECKS

スイングPOPの落下を防ぐ確認方法で確認すること

落下防止では、一つの原因だけを決めつけず、次の5項目を順番に見ます。設置直後に問題がなくても、時間の経過、売り場の清掃、商品の入れ替え、人の動線によって状態が変わるため、売り場の点検時にスイングPOPも確認すると安心です。

1

接着面

棚や什器の表面が平らで、タブ全体を貼れる面積があるか確認します。凹凸、段差、継ぎ目の上へまたがせると、テープの一部が浮きやすくなります。

2

荷重とアーム

POP面やアームへ別の装飾物を追加せず、製品以外の重さをかけないようにします。アームが強く曲がっている場合は、無理に戻さず状態を確認します。

3

温度・湿度

極端な高温・低温、結露、水分が残る場所では粘着状態が変わることがあります。数値を一律に決めず、実際の設置場所と棚表面の状態を確認します。

4

汚れ・油分・水分

ホコリ、手あか、油分、清掃後の水分が残っていないかを確認します。乾いた清潔な面へ貼り、清掃剤を使った場合は成分や水分が残らないようにします。

5

人・商品との接触

通路側へ出しすぎていないか、商品補充やカゴの出し入れで当たらないかを確認します。繰り返し接触すると、タブやアームへ負担が集中します。

貼り付け直後だけで判断しない

タブを押さえて密着させた後は、すぐに強く揺らしたり引っ張ったりせず、浮き・傾き・端部のめくれがないかを確認します。設置後にも再点検し、状態が安定しない場合は設置場所を見直してください。

TROUBLESHOOTING

起こりやすい問題と原因

症状から確認箇所を切り分ける目安
症状最初に確認すること対応の考え方
貼った直後から端が浮く凹凸、段差、ホコリ、油分、水分接着面を清掃・乾燥し、タブ全体が平らに接する位置へ変更する
しばらくすると傾くアームの曲がり、片側だけの接触、タブの部分浮き周囲との接触を避け、タブの全面が密着しているか確認する
商品補充後に外れやすい商品、手、カゴ、清掃道具との接触作業動線から少し離し、商品を隠さない位置へ調整する
特定の棚だけ安定しない棚素材、表面処理、継ぎ目、温度や結露別の平滑な場所を検討し、同じ条件で無理に貼り続けない
向きや張り出し方が不自然サイズ・形状・面の向き・アーム位置商品仕様とテンプレート、完成時の取り付け方向を確認する

DATA CHECK

データ上の確認方法

接着面の汚れや水分はデータ修正では解決できません。一方、注文予定と違うサイズ・形状のテンプレートを使用したり、アームと貼り付け部分の向きを誤ったりすると、想定より売り場へ張り出し、周囲へ接触しやすくなることがあります。現場の点検とデータ確認を分けることが大切です。

商品とテンプレートを一致させる

クレアールでは、100mm・145mmの丸型と角型についてIllustrator形式のテンプレートが案内されています。注文予定と同じサイズ・形状を選び、輪郭やアーム部分を独自に変形しないでください。

完成時の上下・表裏を確認する

制作画面だけで上下を判断せず、粘着タブを棚へ付けた状態を想像して確認します。POP面の向きが変わると、設置時の見え方や張り出す方向が意図と異なる場合があります。

入稿前の基本項目を確認する

フォントのアウトライン化、塗り足し、画像、カラーモード、出力見本などは、印刷データ入稿ガイドに沿って確認します。データの不備と落下原因を混同しないようにします。

CHECK FLOW

失敗を防ぐチェック手順

STEP 1

設置場所を選ぶ

平らで十分な接着面があり、商品補充や来店者の動線とぶつかりにくい場所を選びます。

STEP 2

接着面を清掃して乾かす

ホコリ、油分、水分を取り除きます。清掃直後は表面が乾いていることを確認します。

STEP 3

仮の位置で張り出し方を見る

テープを貼る前に、POP面が商品や通路を隠さず、周囲へ当たりにくいかを確認します。

STEP 4

タブ全体を均一に密着させる

段差へまたがせず、タブの端まで接着面へ触れていることを確かめながら押さえます。

STEP 5

アームとPOP面を確認する

アームがねじれていないか、POP面が棚や商品へ触れていないか、無理な角度になっていないかを見ます。

STEP 6

設置後に再点検する

浮き、傾き、めくれ、接触がないかを確認します。安定しない場合は、同じ場所へ貼り続けず条件を見直します。

CORRECTION

修正・再入稿が必要な場合

現場で修正する問題

  • 接着面に汚れ・油分・水分が残っている
  • 段差や継ぎ目へタブを貼っている
  • 商品補充や人の動線で繰り返し接触する
  • アームが強く曲がる位置へ設置している

これらはデータを再入稿しても改善しません。設置場所、清掃、接触条件を見直します。

データ修正・再入稿を検討する問題

  • 注文内容と異なるサイズ・形状で作成した
  • テンプレートのアーム・貼り付け部分を変形した
  • 表面の向きや上下が完成状態と合っていない
  • 仕上がり線、塗り足し、フォントなどに不備がある

修正後は出力見本も更新し、印刷データ入稿窓口から再入稿します。不備が見つかったときの扱いは注文状況によって異なるため、進行中の案件は案内内容に従ってください。

GUIDE & SUPPORT

関連ガイドと相談先

レジ周りで使用するときはレジ周りでスイングPOPを使う方法、短期間の売り場変更を行うときは期間限定商品の訴求に使う方法も参考になります。デザイン全体の作り方はスイングPOPのデザイン方法で確認できます。

FAQ

よくある質問

スイングPOPの落下防止は初心者でも準備できますか?

接着面の清掃と乾燥、貼り付け位置、アームの状態、周囲との接触を順番に確認すれば、初めてでも点検できます。設置後も時間を置いて浮きや傾きがないか確認してください。

スイングPOPのテンプレートは利用できますか?

100mm・145mmの丸型と角型についてIllustrator形式のテンプレートが案内されています。注文予定のサイズと形状に合うものを選んでください。

データに不備があった場合はどうなりますか?

サイズ、形状、面の向き、塗り足し、フォントなどに不備がある場合は、内容の修正と再入稿が必要になることがあります。接着面の汚れや設置位置など、現場で起きている問題はデータ修正とは分けて確認してください。

デザイン制作から依頼できますか?

印刷物と一緒に、用意したデザイン案や素材をもとに印刷データを作成するグラフィックデザイン制作を相談できます。デザイン単体では注文できません。

READY TO CHECK

商品と設置条件を確認してから準備を進めてください

注文するサイズ・形状に合うテンプレートを選び、入稿前の基本項目を確認します。設置場所に不安がある場合は、商品仕様と売り場条件を整理してご相談ください。